「バイトが辛い。合わないから辞めたい。でも店長には直接言いたくない。
電話もしたくないしLINEで伝えてもいいのかな?正直、辞めれるなら給料もいらない・・・」
アルバイトを辞めたいと切り出すのは、想像以上にエネルギーがいりますよね。
なので、LINEで伝えたいという気持ちは非常に共感できます。
私も学生時代は、塾講師、コンビニ、接客、調理を経験し、毎回辞めるを切り出すのが苦痛でした。
本記事では、バイトをLINEで辞めるのって非常識なのか?
というテーマで世間の声を調査しつつ、LINEでバイトを辞める時のポイント、例文、非常識と思われないコツを紹介します。
バイト辞めるをラインで伝えるのは非常識?
ラインで辞めるを伝えることは非常識なのか、ツイッターにて世間の声を調査しました。
バイト辞めるは電話やメール。lineで伝えるのは非常識。直接言えとググると書いてあるけど…。社長。1週間前から来なくなって(実家に帰ってるらしい)次いつ来るか全くわからんのだが(;・∀・)
— 乖離 (@spinne_) 2018年12月31日
バイト辞める時LINEは非常識とかどうして?メールもダメだから?
どっちにしろ店長との連絡手段はLINEしかないんだけど。— アル (@aru105aru) 2018年2月25日
本日、バイトのJKがわずか2週間の勤務で辞めました。
理由は勤務日カットや当日欠勤で店長と少しもめたらしいです。
自分の非を認めず、店長にLINEで辞めると伝えたそうです。
磯辺にはそんな非常識なJKいないといいなあ……(´-`)
— こじま かいと (@kaito_021165) 2017年7月7日
バイトのシフト勘違いしててバイト先から電話きてるのに連絡もせず理由もなく休み店長はじめ社員さん、バイトスタッフの方々に迷惑かけてるのにLINEで気まずいのかなんか知らんが辞める報告してTwitterにうるせーまじでとか呟いてる非常識なブス女嫌いです。
— FUJI (@sakutai0316) 2016年2月15日
自分の考え方とかいろいろ話して
まぁ簡単に言えば新しい夢が出来たからバイト辞めるとLINEで言った
急に何の前触れもなく、しかも非常識にLINEで言ったにも関わらず、短く言うと応援してくれるらしい
それに加えてこの終わり方は俺にとっても良くないからら1回顔を出した方がいいとのこと— ほっくー🐾 (@hookuudesu) 2016年4月29日
世間の声は非常識というのが多数
世間の声を調査すると、ラインでバイト辞めると伝えるのは非常識という意見が大半でした。
転職サイトでもマナー違反だからNGなんて書いてあります。
やはり直接、面と向かって伝えないとダメ!ということが刷り込まれている感じです。
しかし非常識は常識に変わる
人は、これまでになかった珍しいことを目の当たりにしたときに、非常識と思うのです。
私の意見としては、LINEで退職を伝えることは、これから常識に変わっていくと考えています。
これまではラインという手軽に連絡できるツールがなかったから、直接店長に辞めることを伝えることしかできなかったんですよね。
しかし、コミュニケーションツールの1つとして確立されたラインは、今や、おじいちゃんもおばあちゃんも使えます。
このように当たり前になっていくと、非常識は常識に変わり、ラインでアルバイトを辞めるのも当たり前になってくのではと思います。
法律上、辞めたいと伝えてから2週間あければ問題ありません。
もちろん、店長の了承があれば、2週間も待たずして即日辞めれます。
ラインでバイトを辞めるときに悩むのが、文章をどう書くか、辞める理由をどうするか?ではないでしょうか。
バイトをLINEで辞めるを伝えるときのポイントと理由
なるべく波風立てないように、バイトを辞める時のポイント、理由例、例文を紹介します。
ラインで辞めるときのポイント
LINEで辞めるを伝える時のポイントは以下。
- 理由を伝える
- 退職をはっきり伝える
- 退職日を伝える
- 最後に謝罪する
理由は、法律上も伝える義務はないですが、理由があったほうがスムーズな文章が書けます。
(例は、後ほど紹介します)
そして、一番重要なことは、退職をはっきり伝えること。
「退職を考えている」という言い方は、説得の余地ありと思われるのでNG。
しっかり「辞めます」と言い切りましょう。
そして、退職日を伝えましょう。
即日退職が難しければ、日程調整が必要になります。
最後に謝罪します。
円満に辞める理由例
ラインでバイトを辞める時に、一番困る理由。
生半可な理由だと、引き止められます。
ここでは、変にツッコミを入れられず、円満に辞めるためのオススメの理由を紹介します。
学業・就職関係の理由
- 進学のため学業に専念したい
- 部活で部長を任せられたため専念したい
- 大学4年になったので卒論に力を入れたい
- 大学3年になったので就活に力を入れたい
- 高校2年なので受験勉強に力を入れたい
家族・体調関係の理由
- 最近、体調が優れないため
- 家の仕事を手伝うことになったため
- 母親の体調が優れず、家事を手伝うことになったため
もし、これらの理由にあてはまらない場合でも、プライベートな事情・家庭の事情と言えば、そこまで突っ込んで聞いてくる人はいません。
バイトをLINEで辞めるときの例文2パターン
では、これらを踏まえて、ライン例文を2つ紹介します。
パターンとしては、以下。
- 退職日を数日後に指定する場合
- 即日辞める場合
退職日を指定する場合
退職日を指定する場合、先ほどのポイントを守りましょう。
- 理由を伝える
- 退職をはっきり伝える
- 退職日を伝える
- 最後に謝罪する
以下、例文です。
店長、お疲れ様です。●●(名前)です。
突然の連絡で申し訳ないのですが、実は〇〇のため、退職させていただきたく思います。
退職日は、こちらの都合で申し訳ありませんが、△△月△△日にさせていただきたいです。
急な連絡で申し訳ありませんが、最後まで精一杯頑張りますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
即日辞める場合
もう二度とバイトに顔を出したくない即日退職の場合、少しコツがいります。
- 理由を体調不良にする
- ライン連絡は2段階に分ける
- ライン連絡1回目は前日の夜にする
1回目は体調不良で休む、2回目も体調不良で退職という流れにします。
1通目は、バイト直前の夜にしましょう。理由を体調不良にすることで、直前の連絡でも変な感じがしません。
店長、お疲れ様です。●●(名前)です。
突然の連絡で申し訳ないのですが、実は体調が優れず、明日の仕事をお休みしたく思います。
急な連絡でシフトに穴を開けてしまい、申し訳ありません。
ご了承のほど、よろしくお願いします。
2通目は、次のシフトの数日前に送りましょう。
店長、お疲れ様です。●●(名前)です。
以前も急なお休みの連絡をしたのですが、最近体調が優れず、体が思うように動きません。
このままだと、急な連絡で迷惑をかけることになるため、退職をさせていただきたく思います。
申し訳ありませんが、次回のシフトから欠勤でお願いします。
制服などは、洗濯して店に郵送させてもらいます。
急な連絡で申し訳ないのですが、ご了承のほど、よろしくお願いします。
この方法によって、二度とバイト先に行かずに辞めることが可能になります。
バイトを辞めることをラインで伝えても非常識と思われないコツ
しかし、真面目なあなたは、ラインで退職を伝えるのはちょっと・・・と思うかもしれません。
そんなときに、ラインでバイト辞めるを伝えても非常識と思われないコツを1つ紹介します。
退職時に何が一番気まずいかっていうと、
「辞めたいのですが・・・」
と、店長に切り出す瞬間です。
私も4つのバイトを辞めてきましたが、切り出す瞬間が一番エネルギーいりますよね。
なるべく非常識と思われないための方法は、「バイトを辞めたいのですが」という切り出しだけをLINEですることです。
そして、その後は、話し合ってシフトを調整する。
通常のアルバイト先ならば、これが一番ベストだと思います。
自分で連絡を一切取らずにバイトを辞める方法
ブラックバイトという言葉があるように、勤務先の店長が異常で、話し合いにもならない場合もありますよね。
そんな場合は、最終手段として、自分で連絡をとらずに辞める方法がを使うのもアリです。
その方法は、第3者にバイトを辞めたいと伝えてもらう方法です。
それが、2018年の夏から、テレビや新聞に多数取り上げられて人気が爆発している退職代行サービスです。
第3者が伝えてくれるので、バイト先とは一切連絡を取らずに、すんなりと退職できます。
正社員の方がよく利用していますが、バイトの方もかなりの依頼人数があるようです。
比較的新しいサービスなので、世間の常識にはなってませんが、とある退職代行業者への依頼件数は月に300人以上だそう。
アルバイトの方が退職代行サービスを使う場合には、注意点等もあります。
気になる方は以下記事をご覧ください。
「退職代行ってアルバイト(パート)でも使えるのかな?」このように思われる方も多いと思います。 結論からいえば、アルバイト・パートの方も基本的に退職代行を利用できます。料金も、正社員より安い2〜3万円で実施可[…]
まとめ
- LINEで辞めるのは、現在では非常識と思われる可能性が高い
- 非常識と思われないためには、辞める切り出しだけLINEにする
- 話し合いが無理なブラックバイトなら退職代行もあり
バイトをやめるときは非常にエネルギーが入ります。
けど、辞めたいのに辞めれないと迷っている時間は、あなたにとって無駄な時間にしかなりません。
みなさんの「辞める決断」が、明るい未来につながることを願っています。